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学生・研修医の方へ

教授メッセージ

脳神経外科学を一緒に楽しもう!

私がこれまで脳神経外科医として仕事をしてきた中で一番にお伝えしたいことは”脳神経外科学が一生の仕事として計り知れない魅力を放ち続けていること”です。私を含めて同僚は皆、脳神経外科医であることを過剰といってもよいくらい誇りを持っている(カッコいいと思っている)ことも挙げられます。脳神経外科は基本診療科の一つであり、患者さんの生死にかかわる救命救急の現場では非常に重要な立ち位置です。当然ながら頭部だけでなく、呼吸管理、循環管理、代謝内分泌管理といったいわゆる全身管理が求められますのでどこよりもやりがいのある診療科だと考えています。一方で慢性期管理、リハビリにかけて広い範囲をカバーすることも特徴です。診療範囲も細分化されており、開頭手術、血管内手術、内視鏡手術、脊椎脊髄手術それぞれの専門家もいれば、放射線治療、化学治療、リハビリ、研究などメスを使わない分野での専門家も多く在籍しています。

脳神経外科はneurosurgeryとneuroscienceを追求する診療科であることも強調したいと思います。近年の脳科学の発展は目覚ましく、様々な脳機能の解明、神経放射線学の進歩により脳神経外科の手術は大きく発展、変革してきました。この流れは今後も続きますので我々が標準と考えている現在の治療方法、手術方法は10年後20年後にはガラッと変わるものと思います。このような激動の変化を体感しながら仕事ができる脳神経外科はまさしく一生夢を追い求めることができる診療科であると断言します。

一方で素晴らしい仕事を継続するためには心身が健康でなければいけません。広島大学ではワークライフバランスを考慮し、on-offを考慮しながら公私ともに充実した脳神経外科学教室を心掛けています。女性脳神経外科医にも個々の人生設計に応じてカリキュラムを組んでいます。国内国外留学も積極的に進めており、医学だけでなく様々な経験を積んでもらうチャンスを提供しています。

広島大学脳神経外科は瀬戸内海側の都市部診療と山間部の過疎地診療を兼ね備えた教室であることも特徴です。救急メインの医療施設、地域密着型の医療施設それぞれで研修を積むことで幅広い脳神経外科医を形成するには最適な環境であると思います。またそれぞれのサブスペシャリティグループを幅広く持ち、世界的なオピニオンリーダーを擁していることも特徴です。素晴らしい手術成績、研究実績を持っています。ぜひ、見学に来て実感していただければと思います。

脳神経外科は脳血管障害、脳腫瘍、てんかん、脊髄疾患などの治療成績向上のためにまだまだ克服すべき課題がたくさんあります。それらを解決していくためには君たちの力が必要です。脳神経外科医となった自分の姿を想像して、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。

病棟チーム制について

私たち広島大学病院脳神経外科は各スペシャリティーによるチーム制で病棟業務を行っております。各チームはスタッフ2~3名、大学院生1~2名程度属しており、後期研修医は各チームを数か月ごとにローテーションする形式をとっております。大学病院ならではのハイレベルな各スペシャリティーの研修ができるだけでなく、脳神経外科専門医取得後の大学院生とも接しやすい環境であるため、脳神経外科医としての基本的なノウハウも学びやすい環境になっています。

専門医取得までのフロー

広島大学脳神経外科プログラムでは、日本脳神経外科学会の定める”日本脳神経外科専門医認定制度”に基づいています。本プログラムでは広島大学病院を基幹施設としており、連携施設(14施設)、関連施設(3施設)で構成されています。脳神経外科では脳腫瘍、脳血管障害、てんかん、脊椎脊髄疾患、小児脳神経疾患などと多くの治療対象疾患があり、いずれも脳神経外科専門医認定制度の対象となっています。本プログラムでは対象となる各領域をすべて経験が積むことができます。

初期臨床研修後は、基本的には基幹施設である広島大学病院で研修を開始します。脳神経外科医としての基本的知識や技能の取得、また希少疾患を経験することを目的としています。その後は連携施設にて実践的な脳外科診療を経験していただきます。脳神経外科専門医試験の受験資格前の1年間は広島大学病院で体系的な知識の整理、先進的な診療を経験していただきます。本プログラムが終了すると日本脳神経外科専門医試験の受験資格を得ることができ、また必要な症例も抜けなく経験することが可能です。

脳神経外科プログラム 研修の流れ(例)

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